質問内容
使用している参考書・問題集が全然分からないのですが・・・
回答
簿記検定を始めとして会計系の資格は種類も多く人気も高いため、非常に多くの参考書・問題集が出版されています。
ただ、都心部の大型書店ならば選択肢が多いのですが、地方の小さな書店だとその選択肢も限られてきます。
現在では、インターネットが発達してamazonなどの書店サイトで購入することもできますが、できれば中身をよく見てから購入するのが望ましいと思います。
本によっては混交玉石で、分かりにくい参考書に当たると、全く分からなくて簿記が嫌になってしまうこともあります。
分かりにくい参考書は、特に学者が書いた本に多いといえます。
ただ学者の書いた本が悪いといっているわけではなく、そのような本は授業の指導テキスト向きで独学者向きではないという意味です。
逆に、分かりやすい参考書は、予備校などが出版している本です。
予備校は、分かりやすくをモットーに授業をしていますし、受講生の声をテキストにも反映しています。
分かりやすい参考書というのは、実際の取引をイメージできるような本だと思います。
会計学はもちろん簿記や原価計算は、会計理論を身につけることが非常に大事なのですが、理論の前に具体的なイメージがわかないと記憶に残りにくいことも事実です。
何回読んでも参考書の説明に論理の飛躍があるように感じたり、イメージがつきにくくよく分からないけど問題は何となく解ける、というような状態ですと応用力が身につきませんので、思い切って別の参考書・問題集に当たってみるのが大事だと思います。
参考書代よりも時間の方が大事なことが多いですから。
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