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重要な後発事象は何か、具体的には何かを理解する。
重要な後発事象
解説
「企業会計原則注解 1-3」によれば、「財務諸表には、損益計算書及び貸借対照表を作成する日までに発生した重要な後発事象を注記しなければならない。」としています。
では、後発事象とは何かというと、貸借対照表日後に発生した事象で、次期以後の財政状態及び経営成績に影響を及ぼすものをいいます。
重要な後発事象を注記事項として開示することは、当該企業の将来の財政状態及び経営成績を理解するための補足情報として有用です。
重要な後発事象の具体例としては、以下のようなものがあります。
火災、出水等による重大な損害の発生
多額の増資又は減資及び多額の社債の発行又は繰上償還
会社の合併、重要な営業の譲渡又は譲受
重要な係争事件の発生又は解決
主要な取引先の倒産
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